五十肩の治療法
五十肩の治療法は、温めて動かすことが基本です。痛いからといって何もしないで動かさないでいると、ますます固くなり、また痛みも強くなるのです。
五十肩とは、名前の通り40代から50代の人に発症しやすい肩関節の周りに炎症が起こる病気ですが、20代で経験する人もいれば、70代で症状が出る人もいます。
炎症が原因で起こる病気なので、同じ肩でも血行不良が原因でなる肩こりとは全然違います。痛みを感じるので腕を動かすことができなくなったり、物を持つのも辛くなったりして、着替えるのも一苦労だそうです。
五十肩の治療法を決めるにあたっては、まず一度病院に行ってきちんと診てもらう必要があります。というのも似ている病気があるので、五十肩だと思っていたものが、実は関節炎だったり、腱板炎もしくは腱板断裂だったということがあるからです。そうなると治療法も変わってきます。
五十肩の治療法としては、炎症を和らげてくれる非ステロイド消炎鎮痛剤やステロイド薬などの消炎鎮痛剤を服用したり、ヒアルロン酸やステロイド、神経ブロックなどの注射が一般的です。
また、同時に食事療法も始めるといいでしょう。豆類や玄米でビタミンB1・Eを多く摂取したり、脂っぽいものを控えたりして、体の内側から健康にすることが大切です。
五十肩の治療法には漢方薬もあります。漢方薬は副作用もなく、筋肉の緊張をゆるめたり体をあたためて痛みを和らげてくれます。その後、痛みが和らいできたら運動療法に進みます。動かさないでいると癒着が起こってしまうので、これを防ぐためにストレッチなどの軽い運動を始める必要があります。
五十肩の治療法と時期
五十肩には急性期、慢性期、回復期という3つの時期があるので、状態を的確に見極めて、状態に応じた治療法を行う事が大切です。急性期は、痛みが一番強い時期で約1ヶ月、長いと2ヵ月くらい続きます。
急性期の五十肩の治療法は、安静が第一です。無理に動かしたり重たいものを持つのは絶対やめてください。この時期に薬を飲むなら非ステロイド性消炎鎮痛剤がいいでしょう。また湿布などの外用薬でも痛みを和らげることができますよ。
慢性期は、まだ鈍い痛みを感じますが急性期と違い痛みも落ち着いてくる時期です。無理しない程度に徐々に運動を始められても良いと思います。慢性期は、肩を温めることが大切になってきます。夏でも肩までゆっくり入浴したりカイロなどで温めるようにしましょう。
慢性期から3ヶ月から半年すると回復期に入ります。痛みはほとんどなく、肩の重さやだるさもなくなってきます。回復期は痛みが消えて一番油断しやすい時期ですが、この時期に肩を動かさないと癒着が起こってしまうので、少しずつ動かして下さい。そうしているうちに段々と回復していきます。
五十肩のツボ治療法
五十肩の治療法にはツボが良いと聞いたことがあります。これは母の体験ですが、大転子という骨盤の横にあるツボを押すと5分後には肩がスムーズに動くようになったと言っていました。左肩が痛かったら右の大転子、右肩だったら左の大転子というふうに痛いほうとは反対側を押すのがポイントです。
他にも、肩井や天宗、肩ぐう、肩りょう、巨骨なども効果的なツボだそうです。大変痛いと思いますが力一杯押しましょう。ツボなら費用をかけずに自宅で簡単にできますよね。
とにかく五十肩の治療法は自己判断は決してせず、医師の診断を受けることが大切です。一旦完治すると再発がほとんどない病気です。根気よく治療をすれば治るのものなので頑張りましょう。
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